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Really? を連発してる人が覚えたい中〜上級聞き返しテク

「えっホント?」と言いたいときにReally?を使いすぎるのは良くないと聞いたんですがそれは本当ですか? もしそうならもっといい聞き返し方を教えてください

ーK 35歳ニート

どうも。@bigtreeです。

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うーん、なるほど。

たしかに”Really?”は日本人がよく使う英単語Top5に入るくらい、ついつい言ってしまうワード日本代表の常連組ですよね。

不動のボランチ感ありますね

学校でも真っ先に習うのがこのReally?なので言われてみればそれ以外の表現を知らない人も意外と多くいるのかもしれません。

でもぶっちゃけてしまうと、悲しいことにネイティブは実はこのReally?をそこまで使わないんですよね。

え、Really?

ああはい・・・なんともワザとらしい笑

まあ実際は使わないことはないんですが、使うとしても1回の会話の中で1〜2回で、それ以外はその他の表現を上手いこと使い回しながらさばいていくイメージです。

そうなんですか

なので多くの日本人のようにあからさまに“Oh, really?を連発していると、どうしても聞いていて「ああ、日本人だな〜笑」と思ってしまうんですね。

まあ別にそれ自体悪いことではないんですが、でもどうせならネイティブみたいにいろんな表現で上手いこと会話を広げてみたくないですか?

ということで今日は、英会話中〜上級者が覚えておきたいネイティブがよく使う「聞き返し方」の表現方法を見ていきたいと思います。

おお、すごく役に立ちそうです。よろしくお願いします!

ネイティブがReally?を好まないワケ

まあこれは実際のところReally?に限った話ではないんですが、基本的に英語では「同じ表現の繰り返し」を避ける傾向があります。

これは本や新聞を読んでいると特に強く感じることなんですが、英語では「ある同じ物」について言及するときに必ずと言っていいほど言い換え表現を用いて、前に使った言葉をそのまま繰り返さないようにするんですね。

例えば「Appleが業績不振により数万人のリストラに踏み切った」というニュースがあったとするじゃないですか。

そうすると最初は、

Apple announced to cut 10,000 jobs yesterday.

(Apple社は昨日1万人を解雇すると発表した)

みたいな感じで”Apple”が普通に主語になるんですね。

でもその次の文では、

The company saw its worst performance in the last decade.

(同社の業績は過去10年で最も悪かった)

という感じで”The company”が主語になります。もちろんこれはApple社のことですよね。

そしてその次の文では、

The Silicon Valley Giant isn’t the only one struggling in this economy.

(今日このシリコンバレーの巨人だけが悪戦苦闘しているわけではない)

みたいに、Apple社を”The Silicon Valley Giant”という例えを使って表しています。

そしてさらに次の文では、

The Big Tech is eyeing to recoup its loss with new products next year.

(テック界の雄は来年新製品の発表とともに巻き返しを図る)

みたいな感じでまた違った例えを用いてApple社を表現している、という感じです。

なるほど、面白いですね

もちろん長い文の中では同じ主語(Apple、The Company等)をまた使うことはありますが、何度も並列して使うということはあまりありません。

これは「同じ言葉を繰り返し使うことは稚拙な文章の印象を与える」という考えに基づいていますが、まあ考えたら日本語も一緒ですよね。

あまりに何度も同じ言葉を並べるのはくどい印象を与えます。なので言い換えを好むということですね。

また”Really?”を連発することを良しとしないもう一つの理由としては、「相手に話を聞いてないと思われる」というのもあると思います。

どういうことですか?

ぶっちゃけ”Really?”というのは別に話を聞いていなくても言えますからね。

相手の話を半分上の空で聞いていて、微妙にリアクションを求められているような気がしたら咄嗟に我にかえって「ホント?」で反応するというのは誰もが一度はやったことがあると思います。

なので相手の言うことになんでもかんでも「ホント?」と聞き返していたら、「コイツちゃんと聞いてんのかよ」と思われてしまうかもしれません。

たしかにテキトーな印象を与えるのかな。こちらは必死なんですけどね笑

ということでここから先はいよいよネイティブが使う聞き返し方/切り返し方の表現を見ていくことにしましょう。

ネイティブが使う聞き返し方の表現

それでは早速ネイティブが日常会話で非常によく使う”really?”の代わりとなる表現を見ていきましょう。

Really?

あれ?・・・は?どゆこと?

と思った人、ええ、これは決して書き間違いではありません。

ネイティブは”Really?”の代わりにしばしば”Really?”を使います。

「一緒じゃん」と思うかもしれませんが、実はコレ発声の仕方が違うんですよ。

一般的に日本人がよく使うのは”Really(⤴︎)?”という感じの「尻上がり」の言い方なんですが、ネイティブは最後を下げる「尻下がり」で言う場合があります。

もちろん意味は一緒なんですが、ちょっとシリアスなトーンで”Really(⤵︎)?”と言うと「意外で驚いた」印象を与えることができます。

なるほど。言い方の違いだけでだいぶ印象が変わりますね

A: You know Lisa broke up with her boyfriend right?

(リサが彼氏と別れたのは知ってるっしょ?)

 

B: Really(⤵︎)?

(まじか)

Are you serious?

こちらはよく聞いたことのある表現だと思いますが、実際にネイティブもよく使いますね。

これも”Really?”と一緒で語尾を上げる言い方と語尾を下げる言い方で印象が若干変わります。

基本的には「尻上がり」の言い方が一般的ですが、「尻下がり」にすることでやはり「ショックを隠せない」みたいなちょっとガチな印象を与えられると思います。

A: You know what, I’m going home today.

(やっぱ今日は帰るわ)

 

B: Are you serious(⤴︎)?

(まじで?)

 

A: Yeah, I’m living with my girlfriend now. We’re engaged.

(うん、彼女と同棲始めたんだよね。婚約したんだ)

 

B: Are you serious(⤵︎)?

(まじかよ)

No way

これは”Really?”のようにいわゆる「疑問形」の表現ではないですが、「そんなわけない」または「絶対ない」という意味から裏を返せば「ホント?」と同じように使うことができますね。

A: I lost my wallet and phone on the same day.

(同じ日に財布とケータイ無くしたんだわ)

 

B: No way.

(まじかよ)

Stop

これも1個前と一緒で疑問形の表現ではないものの同じ意味で使える表現の代表格ですね。

“Stop”単体で使ってもいいですし、”Stop kidding”(冗談やめてよ)や”Stop playing”(ふざけないでよ)みたいに組み合わせで使ってみるのもありですね。

A: I won two Disneyland tickets, would you come with me?

(ディズニーランドのチケット2枚当たったんだけど一緒に行ってくれる?)

 

B: Stop.

(うそでしょ?)

what?

「は?(=まじで?)」というめちゃくちゃシンプルな表現ですがネイティブは本当によく使います。

ただ私たち日本人が使う時はちょっと注意が必要で、場合によっては相手の言ったことが聞き取れなくて”What?”(何て?)と聞き返したと勘違いされてしまう場合もあります。

「まじで?」の意味での”What?”を使う場合には、大袈裟なくらいはっきり、そしてちょっとゆっくり”WHAT!?”と言うと伝わりやすいと思います。

A: He said he can’t come today.

(アイツ今日来れないってさ)

 

B: WHAT?

(は?まじで?)

 

A: Yup. That’s what he said.

(うん、本人がそう言ってたんだ)

For real?

これはスラングだったんですが今ではかなりポピュラーな表現になっていて、若者を中心に男女共に結構よく使っているのを聞きますね。

言い方のコツとしては、”for”を弱く短く言うのがポイントです。

実際にはforの”r”はほとんど発音しないので、書く時には”fo’ real?”と表記されることもしばしばです。

A: I saw her at the gym earlier though.

(さっき彼女ジムで見たけどな)

 

B: Fo’ real?

(え、まじで?)

Deadass?

最後ですが、こちらもスラングの表現になります。

これは実はかなり昔からある言い方で、元々はNew York発祥のスラングと言われています。

DeadとAssの2単語が繋がって”deadass”「ガチで」という1つの言葉になったんですが、「ホント?」という聞き返しの他に強調表現としても使われることもあります。

A: They said the afternoon classes were all cancelled.

(午後の授業は全部なくなったって言ってたぞ)

 

B: Deadass?

(ガチで?)

“Really?”の代わりの表現まとめ

はい、どうだったでしょうか?

意外とバリエーションがあって面白くないですか?

たしかにネイティブそう言ってるわってのがいくつかありましたね

ええ、基本的に難しい表現はひとつもなくて、あとはタイミングが全てになってきますね。

これらの表現を全て覚えて使う必要はないですが、なるべく”Really?”一辺倒にならないようにいくつかは使えるようにしておいて、それをタイミングを見計らって上手く使い分けていけると会話のテンポもいい感じに乗ってくると思います。

何事も練習が肝心ですので、早速今日から”Really(⤴︎)?”の代わりに上の表現を使ってみてはいかがでしょうか。

ということで今日はこの辺で、最後まで読んでいただきありがとうございます。

それではまた!