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ネイティブが使う英語の「かっこいい/イケてる」を表す言葉26選

hot car

(動画版はこちら!)

日本語の「超かっこいい」や「めっちゃイケてる」などのように、英語のスラングでカジュアルに「かっこいい」や「イケてる」と表現するには何て言ったらいいですか?

ー28歳 メガネの会社員


こんにちは!通訳/ストリート英会話講師のbigtree(@bigtree1000)です。

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英語で「かっこいい」とか「イケてる」ってどうやって表現していますか?

普段の友達との会話で「かっこいいじゃん!」と言うことってたぶんものすごく多いんじゃないかと思います。

今日は、友達とそんな何気ない会話をする際に使える、「かっこいい」や「イケてる」という英語の表現を、ネイティブのアメリカ人が日常会話で使っているスラング表現の中から厳選して26個紹介していきたいと思います。

それぞれ微妙にニュアンスが異なるので、「どんな時に使えるのか」という点にも注目して一緒に見ていきましょう。

英語で「かっこいい」や「イケてる」を表す言葉

初級日常会話編

まずは超初級編として、一般的な日常会話で使われている基本的な「かっこいい/イケてる」という意味の言葉を見てみましょう。

nice

いきなり「これはスラングですか?」と言われてしまいそうですね。

  • “nice”は「素敵な」という一般的な意味の他に、日常会話でも「イケてる」、「かっこいい」というニュアンスで時と場所を選ばず、また年齢、性別、人種を問わず本当にいろんな場面でよく使う万能な言葉です。

基本中の基本の言葉ですが、言い方の強弱によって「ああ、いいじゃん」から「めっちゃイケてるじゃん!」という具合にニュアンスを変えやすいのも特徴です。

I found a rug that matches our curtains

(うちらのカーテンに合う絨毯見つけちゃった)

That’s Nice!

(かっこいいじゃん!)

amazing

“amazing”「素晴らしい」もスラングかどうかは微妙なところですが、日常会話ではすごくよく使います。

  • “amazing”も万能な表現ですが、そのニュアンスは“nice”よりもさらにイケてて、「とてもかっこいい」といった感じです。

I didn’t know your taste, so I hope you like it

(好みがわからなかったから、気に入ってもらえるといいけど)

*taste=好み

It’s amazing!

(超イケてるよ!)

cool

「クールなデザイン」のようにもはや日本語になってしまっているお馴染みの表現ですね。

  • “cool”も日常会話で時と場所を選ばず、また年齢、性別、人種を問わず幅広い場面で使われます。

もともとは1950年代に生まれたスラングだそうですが、現在でも第一線で活躍する息の長いスラングの1つです。

Which one do you like?

(どれがいいと思う?)

I think that one is really cool

(あれがかっこいいと思う)

hot

「クール」とくればお次は「ホット」です。こちらも「ホットな情報」のように日本語になっていますよね。

  • “hot”「おしゃれでかっこいい」「話題の/注目の」という感じです。女性(男性も)に対して「セクシーな」という意味でもこの“hot”を使ったりしますね。

He just looked at me! Did you see that?

(彼今あたしのこと見たんだけど!見てた?)

Oh my god, he is so hot

(オーマイガー、彼ホントにかっこいいわ)

awesome

映画などでも非常によく出てくるのでもはやお馴染みの表現ですね。読み方は仮名で表現すると「ーさむ」という感じになります。

  • “awesome”はもとは「最高/素晴らしい」という意味がありますが、最近ではもっとカジュアルに「いいね!」くらいのニュアンスで使われることも多い一言です。

How was the interview?

(面接どうだった?)

Pretty awesome

(なかなかイケてたよ)

*pretty=かなり/なかなか

super

  • “super”も日常会話で一般的に「かっこいい」や「すごくいい」というニュアンスで使われる言葉です。

何て言っていいのかわからないような時にも一言で片付けられるので便利な一言でもあります。

Tell me your honest opinion. How do you think about this dress?

(正直に言って。このドレスどう思う?)

Super!

(イカしてるよ!)

ストリート会話編

続いてここからがいよいよ本番で、アメリカのストリートトークや、仲の良い友達同士の会話で「超かっけぇじゃん!」と言いたい時に使えるかっこいいスラング表現を一緒に見ていきましょう。

fly

本来の意味は「飛ぶ」ですが、スラングでは「かっこいい」という意味になります。

「空を飛んでるくらいかっこいい」や「かっこいい程度がぶっ飛んでいる」というところから来ているそうですが、なんとなくイメージは湧きますよね。

  • “fly”のニュアンスは「おしゃれでかっこいい」という感じで、ファッションや見た目のことに関して使われることが多い「かっこいい」の代表的なスラングの1つです。

Hey look, I got new kicks

(見て、新しいスニーカー買ったんだよね)

*kicks=スニーカー

Oh, they are so fly!!

(うわ、超かっけぇじゃん!)

(※スニーカーは左右2つでセットなので主語は複数形の”they”になります)

bad

えっ、”bad”って「ダメ」って意味だよね?と思ったあなた、正解です。

  • ですが“bad”はスラングでは「超イケてる」という意味で使われることもある表現です。ニュアンスは「センスがいい」「無骨なかっこよさ」といった感じで、憧れるくらいかっこいいものに対して使います。

注意したいのは発音で、「かっこいい」という意味での”bad”を使う時は、“BAD!!”と思い切り強調して言いましょう。普通にボソッと”bad”というと単に「悪い」という意味で捉えられてしまう可能性があります。ちなみに”d”の音はほとんど発音しません。

Is this your ride!? It’s so BAAAD!!

(これお前の車!?めっちゃ渋いじゃん!!)

*ride=車

Yeah, you dig it?

(ああ、イケてるっしょ?)

*dig=気に入る

また、少し意外かもしれませんが、“bad”は女性に対しての褒め言葉としても使われることもあります。

ただし、全てのタイプの女性に対して使うわけではなく、「セクシーで大人な雰囲気を漂わせている女性」が対象です。

日本語でも「小悪魔系」とか「イケナイ女」という風に言ったりしますが、ニュアンスはそれにかなり近いと思います。

  • “bad”は女性に対して使われた場合、「セクシーで妖艶な」(=痴女)という意味になります。

Yo, look at that girl over there. She is BAAAD!

(おぃ、あの娘見てみろよ、超セクシーじゃん)

Yeah, she is pretty BAD!

(おう、かなりセクシーだな)

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badass

上の”bad”に”ass”「お尻」がついた形ですね。

  • “badass”のニュアンスは「イカしてる」とか「渋い」「ちょいワル」という感じで、“bad”と同じく憧れてしまうようなかっこよさを表す時に使われることの多い表現です。

I saw him walking arm in arm with another chick

(おれあいつが他の子と腕組んで歩いてるの見たぜ)

*chick=女の子

Yeah man, he is f*ckin badass

(まぁ、あいつクソかっけぇかんな)

tight

日本語でいう「タイト」ですね。

タイトジーンズなどでお馴染みの「きつい」という意味ですが、これも「イケてる」という意味で使われる言葉の代表格です。

  • “tight”のイメージはどちらかと言ったら「カチッとハマっていてかっこいい」というニュアンスで使われることが多いです。例えばスーツをビシッと着こなした時とかですね。

これは発音に少し注意が必要で、日本語に流されて「タイト」と言っていては全然かっこよくキマりません。最後の “t” はほぼ発音せず、歯切れよく「ぃっ」と締めましょう。

Yo, how was my speech?

(ねぇ、おれのスピーチどうだった?)

That was tight

(かっこよかったよ)

chill

「冷たい」という意味の単語で、日常会話では“chill out”「くつろぐ」の形でよく耳にする表現です。

  • 一方“chill”は「かっこいい」という意味もあり、ニュアンスは決して派手ではなく、「落ち着いていてかっこいい」という感じです。

What do you think about this song?

(この曲どう思う?)

Pretty chill

(なかなかかっこいいね)

rad

日本ではあまり耳にしませんが、アメリカではかなりよく使われています。

  • “rad”の意味は“cool”に近いですが、”cool”はもはや一般的な言葉になりすぎてしまったので、最近では若者を中心にこちらを好んで使うこともよくあります。

僕の勝手なイメージですが、パンクロック好きな全身タトゥーとピアスの白人のお兄さんとかが、スケボーに乗りながら“Yeah, that’s RAD!!”と言ってる感じです。あ、完全にイメージです笑

(実際“cool”の方は60歳を過ぎたおっさんも普通に使っているのを耳にしますが、じじいが“That’s f*ckin’ RAD!!”と言ってるのはまだ聞いたことがありません笑)

People say his new album is a flop, but it’s actually pretty rad!

(みんな彼の最新アルバムは駄作って言うけど、実際めっちゃイケてるじゃん!)

*flop=失敗作

I agree wholeheartedly

(完全に同意します)

*wholeheartedly=完全に/心から

dope

こちらもストリートトークではとてもよく聞く「超かっこいい」という言葉です。

  • dope”「感動するほどかっこいい」や「尊敬の念を抱いてしまうような」かっこよさのものに対して使うのに最適です。

日本語の「趣が深い」というニュアンスを非常にカジュアルに表現した言葉ですね。

豆知識

ちなみに”dope”はヘロインなどの「薬物」を指すスラングとしても使用されます。

This burger is insanely dope

(このハンバーガーやばすぎるんだけど)

*insanely=めちゃくちゃ

Yeah, this is definitely the best joint in the city

(うん、間違いなくこの店が町で一番だね)

*joint=(スラングで)店

ill

一般的には「病気にかかった」という意味になってしまいますが、スラングでは「かっこいい」という意味になります。

  • ニュアンスは「人とは違って少しぶっ飛んだ物やアイデア」に対して使うのに最適です。

ちなみに発音は「る」ではなく「ぅ」という感じになります。

(なぜこのような発音になるのかはこちらで詳しく解説しているので良かったらどうぞ)

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Hey, how was the concert last night?

(ヘイ、昨日のコンサートどうだった?)

It was dope. His solo part was so ill

(超かっこよかったよ。彼のソロがやばかった)

sick

こちらも一般的には「病気にかかった」という意味になってしまいますが、同様にスラングでは「かっこいい」となります。

  • “sick”のニュアンスも“ill”と似ていて、「病的にかっこいい=やばい」という感じです。

ストリートではとてもよく耳にする表現です。

Check this out. New Jordan. Not even out yet

(見ろよ、新しいエアジョーダン。まだ発売されてないぜ)

Siiiick!!!!

(かっけぇ!!!!)

gnarly

“ill”“sick”のニュアンスと近い言葉で、とにかく「やばい」という意味で使われるスラング表現です。

読み方は「ぁーりー」という感じで、最初の”g”は発音しないので要注意です。

  • “gnarly”のニュアンスはとにかく「やばい」なので、「良い事/悪い事どちらにも使える表現」です。

Hey this tacos is so gnarly dude. What is this? Did you put something in there?

(お前このタコス超イケてんだけど。ナニコレ、なんか入れた?)

*dude=(男性に対して)お前

Ajinomoto

(味の素) 

insane

「正気でない/狂気の」という意味の言葉ですが、スラングでは「超かっこいい」となります。

  • “insane”も上の“ill”“sick”“gnarly”と並んで「やばい」というニュアンスで、かっこよさを誇張して言いたい時にはおすすめの表現です。

Did you see how white his teeth were?

(アイツの歯の白さ見た?)

Yeah, f*ckin insane!

(ああ、超すごいね!)

neat

もともと「きちんとした」や「きれいな」という意味がある言葉です。

  • そこから“neat”はスラングでも「整っていてかっこいい」というニュアンスで使われます。

「引きこもり」などを意味する「ニート」は英語では“neet”なので全く別の言葉です。混同しないように注意しましょう。

豆知識

“neet”は”Not in Education, Employment or Trained”(教育や雇用や実習を受けているわけではない)の頭文字を取ったものですが、英語圏では意外と浸透しておらず、日本の「引きこもり」は“people who refuse to work”(働くのを拒否る人)などのように表すのが一般的です。

Hey, you look neat today. What’s up with you?

(なんか今日かっこいいじゃん。どうしちゃったの?)

Oh, you think? I’m going to pick up my girlfriend, it’s gonna be hot tonight!

(あ、わかっちゃった?彼女と出かけるんだよね、今夜はアツくなるぜ!)

legit

これは“legitimate”「正当な/合法の」という単語を短縮した日常会話でよく使われるスラングですが、“legit”にするとその意味は「かっこいい」となります。

だいたい物やアイデアなどの「質が高い」時や、バッタもんや粗悪品とは対照的に「リアルだ」と言いたい時などによく使います。

I got a 60s limited Levi’s at a discount store

(ディスカウントストアで60年代の限定品リーバイス手に入れたぜ)

That’s legit!!

(超カッケー!!)

lit

こちらも「かっこいい」のスラングです、

  • “lit”場所やイベントなどが「賑わっていてイケてる」や「いい雰囲気でかっこいい」というニュアンスで使われることが多いスラングです。

ちなみに”lit”は”light”「明るく照らす」という動詞の過去形・過去分詞形です。そこから上記の意味はなんとなく想像できますね。

豆知識

また、”lit”には「適度に酒に酔っている」という意味もあります。

This place is so lit!

(この店超いい感じじゃん!)

Yeah, we’re gonna get lit tonight!!

(ああ、今夜は飲むぞ!)

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Popping

一般的には「弾けている」という意味です。

  • そこから“popping”はスラングで場所やイベントなどが「賑わっていてイケてる」や「いい雰囲気でかっこいい」となり、“lit”とほとんど一緒のニュアンスになります。

How was the energy at the club last night?

(昨日クラブどんな感じだった?)

It was really popping! You shoulda come through. DJ was really cool

(超イケてたよ!来ればよかったのに。DJめっちゃかっこよかったよ)

*shoulda = should have

killer

直訳すると「殺し屋」ですが、スラングで「かっこいい」という意味になる言葉です。

  • “killer”のニュアンスは「痛快なほどかっこいい」という感じで、ネイティブスピーカーは日常会話で“awesome”に近い感覚で使っています。

Look at him! Oh, he is so cool!

(見て!彼かっこいい!)

He is straight up killer!

(超かっこいいね!)

*straight up=(スラングで)本当に

off the hook

“hook”は「フック/ホック」ですね。

  • なので“off the hook”「フックが外れるほどぶっ飛んでる」という意味から「最高にかっこいい」というニュアンスになります。

必ずしも「かっこいい」という意味ではなく、あらゆるものに対して「最高だ」という褒め言葉としても使える表現です。

豆知識

同じ意味で“off the chain”という表現もあります。

This slow, kind of off beat snare is totally off the hook!

(このスローでちょっと外れたスネアが最高だわ!)

*totally=完全に

I was about to tell you the same thing!

(全く同じこと言おうとしてたわ!)

hip

ここでの意味は「お尻」ではありません。

“hip”はかなり昔から使われている「かっこいい/おしゃれ」という意味のスラングで、ちょっと古臭さもありますがまだまだ現役でイケる表現です。

  • “hip”のニュアンスは「時代の流れに乗っている」「洗練されている」という意味でのかっこいいで、例えば「服装」や「話し方」などにも使えます。

I like the way you talk. It’s really hip

(超かっこいい言葉遣いしますね)

You think so? I’m just doing myself

(そう?普通に喋ってるだけだけど)

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straight

一般的には「まっすぐな」という意味ですね。

  • スラングでは“straight”のニュアンスは「安定してかっこいい」「なかなかいい感じ」と少し上から言いたい時に使える表現となります。

またスラングでもその他のいくつかの意味もあって、

豆知識

「ゲイではない」(例:”I’m straight”)や「(ケンカの後)人間関係が元に戻る」(”We’re straight”)という風にも使ったりします。

How do I look, sweetie?

(これどう?似合ってる?)

You look straight

(なかなかいいんじゃない)

phat

そして最後はこちらです。

これもオールドスクールなスラングですが、あえて誇張して言いたい時など、ストリートではいまだに使われている表現です。スペルは違いますが、発音は「デブ」の”fat”と同じです

  • “phat”は”Pretty Hot And Tempting”「かなりホットで魅力的」の頭文字をとったもので、文字通り「魅力的なかっこよさ」に対して使われます。

She is so phat!

(あの子超”phat”(イケてる)だね!)

What, I think she’s rather skinnier…

(え、おれはむしろ痩せてる方だと思うけど)

No, I mean PHAT!

(いや”fat”じゃなくて”phat”ね!)

英語の「かっこいい」や「イケてる」まとめ

以上、「かっこいい/イケてる」という意味の英語の表現をまとめてみました。いかがでしたか?

あまり聞いたことがないものもあったかもしれませんが、実際どれもアメリカの日常会話では本当によく使われています。

こういうちょっとした言い回しを覚えておくと会話での「返しのバリエーション」が増えて、表現力の幅がグッと広がるので気に入ったものがあれば是非使ってみてくださいね。

また今回は「かっこいい/イケてる」の表現をスラング中心に紹介しましたが、逆にアメリカのストリートで使われている「ダサい」という意味のスラングもこちらで紹介しているので、よかったら合わせてチェックしてみてください。

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「受験勉強から社会勉強まで」生きた英語はBigtreeEnglishで

当サイトでは、受験勉強や本気の英会話学習に役立つ知識はもちろんのこと、アメリカのストリートから発信される実用的な表現や誰も知らない超マニアックなスラングなど、かなりの守備範囲の英語コンテンツをカバーしています笑

以下でそれぞれのテーマの記事一覧をチェックできるので良かったら覗いてみてください。

また、以下の記事では日本で生まれ育った僕が15年間の英語学習を経てたどり着いた「最強の独学勉強法」「正しい発音の身につけ方」まじめに紹介しています。(どちらもかなり読みごたえあります)

本気で英語力を伸ばしたいと思っている人には必ず役に立つ内容になっているので是非チェックしてみてくださいね。

CHECK!!

ということで最後まで読んでいただきありがとうございました。

それではまた!