ビッチの本当の意味とbitchを使った英語の面白いスラング表現8個

ビッチのみなさんこんにちは!

やめなさいよ・・・

あなたは”bitch”という英単語の意味をちゃんと理解していますか?

「ビッチ」という言葉は最近では日本でもよく聞くようになりましたが、実は日本人はかなりの確率でこの「ビッチ」という言葉の意味を勘違いしているんです。

現代の英語では”bitch”という言葉は日常のさまざまな場面で使われますが、そのニュアンスの幅は驚くほど多岐にわたっています。

しかし、その中で日本人が思っている「ビッチ」の意味で英語の”bitch”が使われる場面というのは、もはやほとんどありません。

ここで「えっ?」と驚く人も多いと思いますが、これは本当に多くの誤解を生んでいる表現で、実際に辞書を引いてもあなたが想像していた「ビッチ」の意味は出てこないのは紛れもない事実です。

そうなんですか・・

ということで、今日は日本人の多くが勘違いをしている「ビッチ」の意味と、現代英語における”bitch”の持つさまざまなニュアンス、そしてアメリカのストリートで使われている”bitch”を含む面白いスラングのフレーズ8個について詳しく紹介していきたいと思います。

それでは早速見ていきましょう。

日本語の「ビッチ」の意味

まず最初に多くの日本人が勘違いをしている日本語での「ビッチ」の意味について軽く触れておきましょう。

僕自身もこれまで何度も日本人が「アイツはビッチだ」というような発言をするのを聞いたことがありますが、その場合のニュアンスはほとんどの場合で、

  • 女性に対して「ヤリ◯ン、尻軽、男性に思わせぶりなそぶりを見せる女」などの性的な意味

で使われていますよね。しかし、これは実は”bitch”という単語本来の意味からはほど遠い解釈で、はっきり言って現代の英語における”bitch”にはこのような女性に対する性的な意味はほとんどありません。

なので、日本人が使う「ビッチ」という言葉は、実は英語の意味が間違って解釈されたものがカタカナ英語として定着した日本語特有の表現なんです。

このような言葉は他にもあって、例えば日本語の「スマート」という言葉もそれにあたりますね。

「スマート」という言葉は日本語では「すらっとしている」というような意味ですが、多くの人が知っているように英語の”smart”にはそのような意味は全くなく、”smart”の意味は「賢い」です。

なので、女性に対する蔑称の意味での日本語の「ビッチ」は、英語本来の”bitch”とは違う意味で日本人が使っているカタカナ英語だということを知っておきましょう。

英語の”bitch”の意味

では、日本語の「ビッチ」の意味が英語の”bitch”とはイコールではないということがわかったところで、次は英語の”bitch”の意味を一緒に見ていきましょう。

あらかじめ言っておくと、冒頭で言ったように英語の”bitch”は本当に驚くほどいろいろなニュアンスで使われていて、その意味は全て書き表せないくらいバリエーションに富んでいます。

ですが、ここでは“bitch”という単語本来の意味と、現代社会における意味、スラングでの”bitch”の意味、そしてそこから日本語の「ビッチ」に相当する英語の言葉というのを見ていきたいと思います。

本来の意味

まずは、”bitch”という言葉の本来の意味についてさらっと確認してみましょう。お約束通り”bitch”という単語を辞書で引いてみると、

1. A female dog, wolf, fox, or otter

「メスの犬、オオカミ、キツネ、カワウソ」という風に出ています。ええ、これが”bitch”本来の意味ですが、あなたが想像している通り、はっきり言って現在私たちが日常生活で耳にする”bitch”の99.9%以上がこの意味で使われてはいないと思います。

僕自身今まで英語の会話で何度となく”bitch”という言葉を聞いてきましたが、上記の意味で使われていたケースは一度もありません。

しかし、実際にはこれが辞書の一番目に出てくる”bitch”という単語の本来の意味なんです。

現代社会においての意味

それでは次に現代のアメリカ英語における”bitch”の意味を確認していきましょう。またまた辞書に戻ってみると、上で見た意味の他にも実は次のような意味が載っています。

2. A spiteful or unpleasant woman

「意地悪で感じの悪い女性」という意味ですが、しばしば強気で自信に満ちた女性に対して使われることがあり、例えばヒラリー・クリントン氏はよく政治家たちの間で”bitch”と揶揄されることがあります。

ヒラリー・クリントンが”bitch”と呼ばれる理由としては、男性が多い政治の世界で、男性の政治家を黙らせるほどの口撃力とカリスマ性を持っているからで、彼女の存在を疎ましく思っている反対勢力の政治家たちはたくさんいるでしょう。

例:

“Hillary Clinton is a loud mouth bitch”

(ヒラリー・クリントンはうるせえ女だ)

政治家がそんな言葉を使うんですね

このように男性をも黙らせるような強気で自身に満ちた女性や、女性同士でも権力を誇示してくるような女に対して”bitch”と嫌味を込めて使われることがありますが、そこには日本の「ビッチ」のような性的なニュアンスはほとんどありません。

3. A difficult or unpleasant situation or thing

次の意味は「困難で嫌な状況やもの」というもので、そもそも「女性に対する」という部分から外れていますね。

例:

“Working on the weekend is a bitch”

(週末に働くのは最悪だ)

 

“What a bitch! What an absolute, total bitch!”

(最悪!ホントにまじで超最悪!)

のように人ではなく物や状況のことを指して使われます。

4. A complaint

さらにもう一つ。名詞では「不満」という意味ですが、動詞にして「不平不満を言う」という意味で使われる方が圧倒的に多いです。

例:

“Is she still bitching about last weekend?”

(彼女まだ先週末のことでブツブツ言ってんの?)

 

“All he does is bitching and complaining”

(アイツは不満や文句しか言わない)

のように、これも「人」のことを指すのではなく、”bitch”自体は「不満」という意味で使われます。

という具合に、現代英語では”bitch”はそもそも女性以外に対して使うというケースも多く、また女性に対して使っていたとしても、繰り返しますが、そこには「ヤリ◯ン」や「尻軽」などの意味は全く出てきません。

スラングでの意味

次に、アメリカ英語におけるスラングとしての”bitch”の意味についても見てみましょう。

こちらも辞書に載っている意味以上にさまざまなニュアンスがあり、きっと意外に思うものもあるはずです。

親しみを込めて相手を呼ぶ時の”bitch”

まずはこちらですが、アメリカのストリート英語では仲の良い友達に対して親しみを込めて、じゃれ合う感覚で”bitch”と呼ぶことがしばしばあります。

例:

“Hey, what’s going on bitches?”

(ヘイ、お前ら何やってんの?)

驚きや痛みを表現する時の”bitch”

また、驚いた時や痛みを訴える時にも”bitch”を使ったりします。

例:

“Ah, BITCH!!”

(痛ってぇ!)

褒め言葉での”bitch”

さらに、意外かもしれませんが、”bitch”には褒め言葉としてのニュアンスもあります。

例:

“She’s a bad bitch that everybody wanna f*ck”

(彼女は誰もがヤリたいと思っている超イケてる女だ)

ちなみにこの”bitch”は決して「ヤリ◯ン」という意味ではなく、「魅力的でホットな女性」というニュアンスで使われています。

(「イケてる」という意味での”bad”の使い方についてはこちらの記事で詳しく解説しています)

hot car アメリカ発!「かっこいい」や「イケてる」の英語スラング10選

嫌な奴やムカつく奴という”bitch”

また、自分を敵対視する奴や、ルールを守らない奴に対して”bitch”と揶揄する場合もあり、これは男女に関わらず使われます。

例:

“I know he is running his mouth like a bitch”

(アイツが噂を広めてんのは知ってんだよ)

「ヘタレ」を意味する”bitch”

また、”bitch”には誰にでも服従する「ヘタレ」というニュアンスもあり、これも男女関係なく使われます。

例:

“He is a bitch trying to look hard”

(アイツはタフぶってるヘタレ)

刑務所での”bitch”

そして、刑務所で”bitch”といえば男ばかりの塀の中で、ムキムキの囚人にカマを掘られ、完全に性奴隷となってしまったかわいそうな囚人のことを指します笑

例:

“This is my bitch”

(コイツはおれのものだ)

おぉ・・・

とまあまだあるんですが、スラングの”bitch”には本当にたくさんのニュアンスがあります。

日本語の「ビッチ」に相当する英単語

と、上で見てきたように日本人の思っている「ビッチ」の意味は、もはや英語の”bitch”にはありません。

では、日本語の「ビッチ」が意味する「ヤリ◯ン」、「尻軽」という意味に相当する英語は一体何なんでしょうか?

ええ、それが気になります

はい、実は英語で「ヤリ◯ン」、「尻軽」を表すスラングはいくつかあって、主に以下のような言葉を使います。

ココ重要

“whore”ぉ)・・・もともとは「売春婦」という意味

“ho”ー)・・・上の”whore”の別の表記

“slut”(すっと)・・・多くの男性と性的関係を持つ女性

これが日本語の「ビッチ」の意味とイコールの英語の言葉となります。

ご察しの通り軽蔑的な意味を持っていますので、使い方には注意しましょうね。

“bitch”を使った面白いスラング表現

はい、ということでここまで「ビッチ」と”bitch”の違いについて説明してきましたが、ここからは”bitch”を使ったアメリカのストリートでよく耳にする面白いスラングの表現を8個紹介したいと思います。

もちろん性的なニュアンスは一切含まれていないので、フレーズとして覚えてタイミングがあれば是非使ってみましょう。

それでは行ってみましょう。

“bitch please”

まずはこちらです。

ニュアンスとしては、「勘弁してくれよ」とか、「冗談じゃねえ」という感じで、こちらが呆れて物も言えないようなことを言ってきたり、全くお話にならないようなレベルの相手が自分を挑発してきたときなどに、鼻で笑いながら吐き捨てる時に使います。


お前あんまり調子乗ってると痛い目見せてやるからな

フッ・・bitch please

“life’s a bitch”

こちらは「人生ってクソだよな」という感じで、友達が彼女にフラれて落ち込んでいるときや、就活の面接が全滅して落胆している友達に対する同情を示す時に使います。


まじでおれの50万円返してほしいわ・・・

Yeah…life’s a bitch

(同じようなシチュエーションで使える表現でこういったものもあるので是非一緒にチェックしましょう)

友達がフラれた時に英語で慰めてあげよう、「これが現実だよ」って

“son of a bitch”

これは直訳すると「ビッチの息子」となりますが、ニュアンス的には「クソ野郎」という感じになり、悪態をつく時に使います。

注意したいのは発音で、かっこよく発音するには単語を繋げて「のばっち」という具合に、ユーゴスラビア代表選手の名前みたいな感じで発音します。

サノバビッチってホントにいそうですね


ごめんお前のプリン食っちゃった

Son of a bitch…

“ain’t that a bitch”

これは「まじありえなくね?」とか「まじ最悪じゃん」というニュアンスで、「まじありえない」や「まじ最悪じゃん」と思った時に使います。

MEMO

“ain’t”というのは“isn’t、aren’t、wasn’t、weren’t、don’t、doesn’t、didn’t、can’t、haven’t、hasn’t、won’t”などの否定形を全てひっくるめて一つにまとめたスラング表現で、非常に便利なためストリート会話ではとてもよく使われます。

発音は「ぃんてらっち」という感じになります。


あ、あとアイスも食っちゃった

Ain’t that a bitch…

“snitchin’ is bitchin'”

“snitch”というのは「告げ口をする」という意味のスラングです。なので、ニュアンス的には「告げ口は悪だ」という感じになり、ストリートの掟を破って警察などにタレこみをするヘタレを揶揄する時などに使います。


アイツおれらがやったってことバラしたっぽいよ

“Snitchin’ is bitchin’!!”

“bitch don’t kill my vibe”

これは直訳すると「ビッチ、おれのバイブを殺すな」ですが、意味は「いい気分なんだから邪魔すんな」という感じになります。

“vibe”というのは最近日本語のスラングで耳にする「バイブス」のことですね。

豆知識

このフレーズはKendrick Lamarというアメリカのラッパーの同名曲の影響で知れ渡ることになりました。


ねぇ、そろそろ終電近いし帰ろうよ~

Bitch don’t kill my vibe!

“I’m rich, bitch!”

こちらのフレーズは「こっちゃ金持ってんだよ!」という感じで無駄に権力を誇示する時に使います。

豆知識

このフレーズはアメリカのコメディアンDave Chappelleのお決まりのフレーズです。


すみませんお客様・・当店はドレスコードで襟付きのシャツが・・・

I’m rich, bitch!!

“beyotch”

そして最後はこちらです。

“beyotch”というのは「”bitch”の進化形」で、愛称の意味で”bitch”を使う際の親しみの度合いを増大させる時に使います。

MEMO

発音は「びっち」または「びぁっち」という風に「」の方にアクセントを置きます。


Heeey, beyooooootch!!

Oh, hey beyotch

“bitch”まとめ

はい、ということでビッチ(良い意味で)のみなさんお疲れ様でした。

これで日本語の「ビッチ」と英語の”bitch”がいかに違うかというのがわかっていただけたと思います。

そして、英語の”bitch”には本当に驚くほどたくさんの意味があるということもご理解いただけたんじゃないでしょうか。

本当にものすごいバリエーションでした

日本語の「ビッチ」の意味はそれはそれでいいんですが、逆にその感覚で英語の”bitch”を使うと正確に意味が伝わらないこともあるかもしれないので、これを機に正しい知識を身につけましょうね。

また、上で紹介した”bitch”のスラング表現は、本当にアメリカのストリートでよく使われているものばかりなので、上のようなシチュエーションに出くわすようなことがあったら是非思い出して使ってみてほしいと思います。

ということで今日は”bitch”に関するいろいろな知識を紹介しました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

それでは今日はこの辺で。

Beyooootch!!