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【完全版】旅行に最適な音声型翻訳機「ili」を他機種と徹底比較

こんにちは!

海外旅行大好きのbigtree(@bigtree1000)です。

あなたは海外旅行中こんな経験をしたことありませんか?

  • ホテルの部屋の空調の調子が悪く別の部屋に変えてもらいたいと思ったけど、どう言っていいかわからず、結局諦めてしまった。
  • レストランで注文したものと違うものが出てきて、嫌だったけど交渉するのも面倒くさいので「まぁ、いっか」と渋々食べた。
  • お土産の買い物中、自分の語学力の無さが原因で思わぬ金銭トラブルに巻き込まれた。

実はコレ、全て僕自身が過去に経験した出来事です。

あなたもきっと一度は同じような経験をしたことがあるんじゃないでしょうか。

なんてことない一言でもとっさに求められると全然出てこない!ということは本当によくあることで、こんな時にちゃんと英語が喋れたらなーなんて感じた人はたくさんいると思います。

中には自分の英語力のなさにショックを受けて、学生時代に諦めた苦手な英語の勉強を再び始める決意した・・・という人も少なからずいるんじゃないでしょうか。

でも、そんな人たちに朗報です。

もう、英語勉強しなくて大丈夫です。なぜなら、イリ-さんという自分の代わりに言いたいことを全て伝えてくれるあなただけの心強いパートナーがいるからです。

今日は、そんな海外旅行先でのちょっとしたコミュニケーションを劇的に変えてくれるおしゃれで素敵なオフライン型翻訳機「ili(イリ-)」について、そのメリットと考えられるデメリットも含め、他の翻訳機と比較して徹底解説していきたいと思います。

iliについて簡単に

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(画像は公式サイトから)

まず初めにiliの基本的な情報について簡単に確認しておきましょう。

iliは「株式会社ログバー」という日本のベンチャー企業から2017年1月に発表されたばかりの音声型の翻訳機です。

(iliの公式ホームページはこちら)

イリー公式サイト

翻訳と言えば、携帯の翻訳アプリを思い浮かべる人も多いんじゃないでしょうか。

おそらくほとんどの人が一度は使ったことがあるであろうGoogle翻訳を始めとして、現在既にスマホで使える便利なアプリがいろいろありますよね。

なので、「わざわざ翻訳機なんていらなくない?」って思うかもしれませんが、ちょっと考えてみてください。アレって使いたい時は、

  1. まずポケットからスマホを取り出して
  2. スマホをアンロックして
  3. 翻訳アプリを探して起動して

といくつかステップを踏まなくてはならず、「今コレを伝えたい!」というとっさの場面ではちょっと使いにくいですよね。

また、例えばお土産の買い物をしている時に、スマホの計算機機能を使いながら値切り交渉をする場合などは、いちいち計算機と翻訳アプリを切り替えなくてはいけなかったりと、何かと面倒です。

一方で、iliにはそんなスマホの翻訳アプリや他の翻訳機とは一線を画す機能や魅力がたくさん備わっており、これだけ持っていれば安心して旅行が楽しめる設計になっています。

それではそんなiliの特長について、一つひとつ徹底的に見ていきましょう。

iliの最大の特長3つ

僕が iliのおすすめポイントを3つ端的に表すとしたらズバリ、

  1. オフラインでどこでもすぐに使える
  2. 3か国語への瞬時の翻訳に対応している
  3. 見た目&操作共にシンプルでかっこいい

 

と答えます。

それぞれの点について、以下で詳しく解説していきますね。

オフラインでもすぐに起動

まず、何と言ってもすごいのが、iliは完全オフラインで使える世界初の小型翻訳機として開発されたということ。

オフラインというのは、飛行機の機内や地下鉄など電波の入らないところのことで、こういった環境でもiliは何の問題もなくその能力を発揮してくれます。

その理由はiliの中身にあって、iliの内部構造は「旅行で使われそうなフレーズを詰め込んだ辞書」のようになっていて、あなたが翻訳したいと思って発したフレーズが一瞬にしてiliの中にある膨大なデータベースを駆け巡り、ヒットした答えを瞬時に音声にして発信する、という仕組みになっているからなんです。

例えば、あなたがiliに向かって「コレいくらですか?」と言ったとしましょう。するとiliの内部では一瞬にして次のようなことが起きています。

「コレいくらですか?」

(iliがデータベースの中で「コレいくらですか?」に近い日本語を検索)

(ヒットしたフレーズにマッチする英語を自動的に選択)

“How much is this?”

という感じです。なので、iliはインターネットの接続を必要とせず、必要な時にすぐさま使うことができます。

しかも、iliの起動時間はわずか1秒!これなら本当に「今だ」と思った時にサッと立ち上げ、スッと言いたいことを伝えられるので、実際に旅行先等で必要になる場面を想像するととても実用的だと思います。

しかもしかも、iliの翻訳速度は最短でわずか0.2秒!つまり上で説明した流れを最短0.2秒で行ってしまうんです。コレ、実際に使ってみるとわかるんですが、本当に驚くほどの速さで翻訳してくれて、初めて使ってみた時は思わず「はやっ!」と感動しました。

また、iliのバッテリー起動時間は3時間充電で3日間これはまあ使い方にもよると思いますが、どんなにたくさん使用する人でも、寝る前に充電しておけば、少なくともその日一日はバッテリーのことを全く気にせずに外出できてしまうので安心です。

僕自身この完全オフライン機能というのはとてもいいなと思っていて、というのも昔英語がすごく苦手だった時、外国人と会話をする際にネット環境下で使えるスマホの翻訳アプリを使ったことがあるんですが、電波の状況によっては入力したものがなかなか反映されず、

僕:あれ、何だコレ変換されない・・・。

 

店員さん:・・・・・。

 

僕:えっと・・・やばい・・・あー・・・ソーリー!(汗)

という恥ずかしい思いをした記憶があるので、「オフライン」そして「速い」ということはものすごく頼もしい機能だと思うからです。

3か国語へ瞬時に対応

次に、実際にiliが翻訳してくれる言語について解説しますね。

iliが翻訳してくれる言語は、英語、中国語、韓国語の全部で3か国語です。

ここで注意すべき点は、iliはあくまでも日本語から、英語、中国語、韓国語の3か国語への一方通行の翻訳が可能なのであって、同じ機種を使って日本語以外の言語から他の言語へ翻訳をすることには対応していません。

それはつまり、

iliはあなたが日本語で言ったことを、例えば英語にして相手に伝えることができますが、相手が英語や中国語や韓国語で言ったことを日本語にすることはできない

ということです。

これを不便と捉えるか、これでいいと思うかは意見が分かれてきそうなところですが、僕個人的には、一応自分の言いたいことが伝わればOKかな、と思います。

というのも、自分が質問したことの回答であれば、相手の言うことはなんとなく想像はつくし、仮に少しわかりづらくてもジェスチャーを交えて説明してもらえればだいたい解決してしまうことがほとんどだからです。

実際に、iliを開発したログバーさんは、初めiliを双方向型の翻訳機として開発する予定だったそうですが、いろいろと検証を重ねていくうちに一方通行の方がかえって使いやすいという判断に至り、思い切って双方向型のオプションを捨てたそうです。その理由は、

  • 相手がそもそもiliの使い方を知らない
  • 相手がよくわからない謎の機械を使うことをためらう
  • 自分がよく知らない相手にiliを手渡すことをためらう

ということが挙げられるそうで、それを聞いた時「なるほど確かにそうだな」と思いました。

相手からしたら使い方もよくわからない謎の機械をホイと渡されて、「喋ってください」と言われても躊躇しちゃいそうですよね笑

その辺も人間の心理をよくよく研究していて、iliすごいなと思ったポイントです。この辺りは下記の公式サイトでも詳しく説明されています。

イリー公式サイト

ちなみに、現在は「海外版のili」というのも販売されていて、

  • 英語 → 日本語 or 中国語 or スペイン語
  • 中国語 → 日本語 or 英語

の2種類のモデルが存在するようです。どちらも日本語版と一緒で一方通行型の翻訳機です。

シンプル&スタイリッシュ

そして今度はその機能と使い方についてですが、驚くことにiliにはたった3つしかボタンがありません。 

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(画像は公式サイトから)

写真からもわかる通り、本当にシンプルな作りになっていて、

  • 電源ボタン・・・・電源のON、スリープの切り替えを行う
  • メインボタン・・・押したまま話すことで翻訳させる。直前のフレーズをもう一度再生する
  • サイドボタン・・・翻訳する言語を切り替える

このように、主に使う機能はたったこれだけとなっています。

これなら例えお年寄りでも簡単に操作を覚えることができ、また無駄な機能が一切なく使い道がハッキリしているので、慣れるのも簡単そうですね。

また、iliのもう一つの驚くべきポイントはその重量で、なんとたったの42gしかありません。42gですよ・・・。実際に持ってみると、本当に軽くて、スリムなのでポケットにもスッと入って全く邪魔になりません。

ストラップホールもついているので、ストラップに通して首からかけておけば、いざという時にすぐに使う事ができてめちゃくちゃ便利です。

さらに見た目も全然翻訳機っぽくなくてスタイリッシュでかっこいいので、首からかけているだけでちょっとおしゃれに見えてしまうという優れものです笑

他の音声型翻訳機との比較

と、ここまでiliの魅力をたくさん語ってきましたが、実際に現在出回っている他の音声型翻訳機と比べるとどうなの?と思う人も少なくないと思うので、現在注目度の高い他の商品についてもそのメリットデメリットを簡単に紹介しておきたいと思います。

POCKETALK(ポケトーク) 24,800円~

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(画像は公式サイトから) 

まずはいくつかある翻訳機の中でも知名度の高いこちらの機種。オンライン接続環境があることが条件ですが、なんと63か国語の双方向翻訳に対応しているという優れもの。

(ポケトーク は2018年9月に第二世代のポケトーク Wをリリースし、超大幅にバージョンアップしました。これによりイリーと並んで音声型翻訳機市場を牽引する存在となりました。詳しくはこちらの記事をご覧ください)

関連記事

【ポケトークW/ili(イリー)】用途別おすすめ最強翻訳機を徹底比較 

主な特徴をまとめるとこんな感じです。

  • オンライン環境で63か国語に対応
  • 双方向型翻訳機
  • 20件まで履歴を残せ、履歴からの再生も可能
  • 長文の翻訳も可能
  • 旅行だけでなくビジネスや語学学習にも使える
  • ノイズキャンセル機能で人混みでも認識しやすい
  • オフラインでは使えない
  • 連続使用は6時間
  • 価格がちょっと高め(本体価格24,800円、2年間有効のグローバルSIMとのセットで29,800円)

IU(アイ・ユー) 価格未定

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(画像はこちらのサイトから)

続いてこちらは先日クラウドファンディングで多額の資金を集め、現在じわじわと注目されている世界最軽量の翻訳機。まだまだ開発途上なので機能にはやや不安が残りますが、これからどうなっていくのか注目な製品ではあります。

主な特徴をまとめるとこんな感じです。

  • 世界最軽量の34g
  • オンライン環境で20か国語に対応
  • 双方向型翻訳機
  • スマホとBluetooth接続するとポータブルスピーカーとしても使える
  • オフラインでは使えない(今後対応できるよう開発予定?)
  • 連続使用は5時間
  • 操作、レスポンスの遅さが気になる
  • 翻訳の精度がいまいち
  • 長文の翻訳には不向き
  • 一般販売価格未定

Langie(ランジー) 32,184円

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(画像は公式サイトから)

そしてこちらも現在注目されている翻訳機で、主な特徴をまとめるとこんな感じです。

  • オンライン環境で52か国語に対応(オフラインでは12か国語のみ)
  • 双方向型翻訳機 
  • 長文の翻訳も可能
  • 旅行だけでなくビジネスや語学学習にも使える
  • グループ翻訳、単語学習などの機能も充実
  • ノイズキャンセル機能で人込みでも認識しやすい
  • 他の機種と比べて少し大きい125g
  • 連続使用は5時間
  • 高い(本体価格32,184円)

iliの特長まとめ

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(画像は公式サイトから)

と、上でいくつかの注目翻訳機を見てきましたが、ここで改めてiliの特徴についてもう一度おさらいしておきましょう。

  • オフラインでどこでも使用可能
  • 1秒で素早く起動
  • 最短0.2秒で翻訳可能
  • 重さはたったの42g
  • たった3つのボタンで誰でも簡単に操作可能
  • スタイリッシュでかっこいい
  • 通常使用時間3日間
  • 19,800円(税抜き)とお手頃価格
  • 対応言語は英語、中国語、韓国語の3か国語
  • 自分の言葉を伝えるだけの一方向型翻訳機
  • 旅行に特化した翻訳機のため複雑な文や長文の翻訳は苦手

前にも述べたように、iliはあくまでも日本語から英語、中国語、韓国語への翻訳のみです。

それでも旅行というシーンにおいては、実際自分の言いたいことを伝えられれば、例え相手の言葉が完璧にわからなかったとしても事足りてしまうことが多いと思います。

逆にこの目的のみに特化し、その他のあらゆる「無駄な機能」を削ぎ落とし、極限までシンプルで使いやすい設計にこだわったからこそ、ここまでの軽量化と処理能力を実現することができたんだと思います。

このことから、「海外旅行」というシーンで考えた時、iliはあなたにとって最強のパートナーになるんじゃないかと思います。

iliは下記の公式サイトリンクから購入が可能です。

イリー公式サイト

海外旅行が楽しくなること間違いなし

ちなみに、iliの公式サイトでは製品紹介でこんな動画もアップされています。

https://youtu.be/0chMMcYb_s8

もともと操作がとてもシンプルということもあり、この動画を観ただけで、「あぁ、こうやって使えばいいんだな」と想像できるし、逆に「こんな場面でも使えそう」というこちらのイマジネーションも掻き立ててくる素敵な動画ですね。

なんといってもiliを取り出して喋った時の、相手の「何だコレ?」という一瞬固まった表情からの、「おぉぉーーっ!!」というリアクションが気持ちよさそうですよね笑

きっとiliを持っているからこそ生まれる旅先での新しい出会いというのもあるんじゃないかと思います。

ちなみに、長文翻訳は得意としていないiliですが、旅行のシーンにおける翻訳のレベルというのは僕個人としては「十分に満足のいくレベル」なので、「英語が全くダメ」という理由でこれまで海外旅行になかなか挑戦できなかった人にもiliは安心しておすすめできます。

なんてったって3日間連続使用可能なので、途中でバッテリー切れで相棒が倒れることを心配せず、丸一日iliに頼りっきりで好きなところに行くことだって簡単にできちゃいます。これを機にiliを連れて日本を飛び出して新しい自分を見つけてみるのも素敵ですね。

ili(イリー)は公式サイトがおすすめ

そんなあなたの海外旅行の素敵なパートナー候補のイリ-さんですが、公式サイトで19,800円(税抜き)で販売されています。

上で紹介した他の機種と比べてもお手頃な価格になっているので、もしあなたが旅行用の翻訳機を探しているならば、僕は自信を持ってiliをおすすめします。

「iliがいることでこれから先の海外旅行での安心感と満足感が得られる」と思えば、これまでに海外旅行で不自由な思いをしたことがある人にとってはそれだけで非常に心強いパートナーになるはずです。

イリー公式サイト


いかがでしたか?

とてもスタイリッシュでスマートな世界初のオフライン型翻訳機イリ-さんは本当に魅力たっぷりです。

これまで海外旅行に行く勇気がなかった人も、旅行先で言いたいことが上手く伝えられなかった人も、イリ-さんがいれば心配事は解決するので、あなたの旅行の満足度はグっと上がること間違いなしです。

是非、イリ-さんと一緒に新しいことに挑戦して、これまでの海外旅行で味わったことのない充実感を感じてみてください。

ということで、今日は僕のおすすめ翻訳機「ili(イリ-)」を紹介しました。

実際に翻訳機の購入を検討している方には、現在翻訳機市場で輝きを放っているイリーとポケトーク Wの2機種を徹底的に比較したこちらの記事もおすすめです。

関連記事

【ポケトークW/ili(イリー)】用途別おすすめ最強翻訳機を徹底比較【一石三鳥】革命的な翻訳機ポケトークWで発音学習の常識が変わる 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

それではまた。