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仮想通貨の海外サイトでよく見る英語のネットスラングまとめ15選

こんにちは!通訳/ストリート英会話講師のbigtree(@bigtree1000)です。

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最近何かと話題の仮想通貨ですが、海外のサイトではさまざまなネットスラングが使用されているのを知っていますか?

そもそも仮想通貨自体が“cryptocurrency”(”crypto”「暗号」+”currency”「通貨」)という造語なんですが、その他にも海外のニュースや掲示板では次々と新しい言葉が生まれ、それらを使っていろんな情報が出回っています。

仮想通貨というと、とにかく情報の移り変わりが激しく、また海外発信の情報も非常に多いので、私たち日本人のところに届くころには既に古い情報になっていることもしばしばあります。

確かに本当にいろんなニュースが毎日飛び交っていますよね

なので自分自身で特上のネタを仕入れるためにも海外サイトで使われている用語についての知識をつけておくことは非常に重要です。

ということで、今日は情報集めで参考になる仮想通貨に関する海外のサイトで使われているネットスラング15個についてまとめてみたので紹介したいと思います。

それでは早速見ていきましょう。

仮想通貨の英語ネットスラングまとめ

IOTA

以下では仮想通貨界で使用されているネットスラングを普段日本の掲示板サイトでもよく見かけるものから、かなり知識を持っていないと理解できないものまで初級〜上級に分けて紹介しています。

仮想通貨英語:初級編

まずは日本のニュースや掲示板などでもよく目にする基本的な用語についてサクッと確認していきましょう。

HODL

自分が持っているコインまたはトークンを長期で所有(hold)し続けること。

MEMO

本来は“hold”が正しいスペルですが、誰かが間違えて“HODL”とタイプしてしまったのがそのまま使われているそうです。

moon (mooning)

“moon”とは、仮想通貨の価値が短期間(数十分から数時間くらいの範囲)で急激に上昇することを言います。”moon”=「月」なので、そのまま月まで上がり続けるくらいの勢いということですね。

また、”mooning”は仮想通貨のチャートでグラフが右肩上がりに急激に上がっているまさにその状態のことを指します。

豆知識

仮想通貨界以外で”mooning”というと、スラングで「人前でケツを出す」という意味になります笑

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ATH

“All Time High”の頭文字をとったもので、それぞれの仮想通貨の「史上最高の高値」のこと。これも基本的な用語ですね。

一時ビットコインを始め全ての仮想通貨が面白いように”ATH”を更新しまくっていましたよね

FUD

これは日本のニュースや掲示板でもよく見るようになった基本用語です。

“Fear”「恐怖」、”Uncertainty”「不安」、”Doubt”「疑い」のそれぞれの頭文字をとったもので、仮想通貨にまつわる人の恐怖心を煽るような根拠に基づかない噂のことをいいます。「”FUD”に惑わされるな」というような場面でよく目にしますね。

<例>

“Don’t believe FUDs”

(”FUD”を真に受けるな)

FOMO

こちらもよく目にする用語で、“Fear Of Missing Out”の頭文字をとったもので、直訳すると「機会損失への恐怖」といった感じでしょうか。

相場をチェックした際に仮想通貨が急激に上がっていて(または下がっていて)、自分もこの波に乗って買おう(または売ろう)という論理的な思考に基づいていない衝動的な感情のことを言います。

pump and dump

影響力のある人がSNSやチャットアプリなどで特定の仮想通貨について煽り、大きな「買い」のトレンドを作り急激に価格が上がったところで一気に売るという一種の取引操作の手法です。

MEMO

人の心理というのは不思議なもので、みんなが買っていると欲しくなり(自分ももっと儲けたいという”FOMO”の心理ですね)、その感情を利用したものすごい影響力のある人(インフルエンサー)にのみ可能な取引手法です。

仮想通貨英語:中級編

ETH

続いて日本の掲示板などではあまり見かけませんが海外のサイトではよく見かけたり、有益な情報を得るために役立つ用語について解説していきます。

bagholders

直訳すると「カバンを抱えた人々」という意味です。

これは持っている仮想通貨を高値で売ろうと待ち構えていたけどその前に流れが変わり価格が急激に落ち、売り損なって取り残された人たちのことを指します。

大金の入ったカバンを持ってオロオロしているイメージですね

shill (shilling)

“shill”というのは根拠に基づいていないものを確かな物として宣伝したり、買うように煽ったりすることで、ニュアンスとしては“pump and dump”と非常に似ています。

<例>

“He is shilling another sh*tcoin again”

(アイツまた別のク◯コイン煽ってるよ)

bullish

「価値が上がっていく見込みがある」という意味です。

“bull”というのは「雄牛」のことで、荒々しい雄牛のように今後勢いよく価値が上昇していくだろうという仮想通貨に対して使われます。

豆知識

この用語は仮想通貨に限らず株などの金融マーケットでも使用されていて、“bull market”(または”bull run”)「勢いよく価値が上昇している相場」“bull talk”「これを買えば儲かる、とか儲かったという自慢話」などの関連用語もあります。

bearish

上の”bullish”とは対照的に「価値が下がっていく見込みがある」という意味です。同じように“bear market”のように使われたりします。

whale

直訳は「クジラ」ですね。

クジラのように大きな影響力を持つ者=日本語で言うところの「インフルエンサー」のことを指します。

bearwhale

上で出てきた“bearish”“whale”を掛け合わせたものです。

特定の仮想通貨の価値が下がると思っているインフルエンサーのことで、この人が「売り」をかけることで市場価格は一気に下がり、大混乱が生じる可能性があります。

負の根源ですね・・・笑

仮想通貨英語:上級編

BTC

ここからは普段あまり目にすることが無い用語や、情報を集める上でとても役立つ言葉を紹介します。

BTFD

これは“Buy The F*cking Dip”の頭文字をとったもので、”dip”は「沈む」という意味なので、「価格が沈んだ時こそ買え」という意味になります。

トレードに関する有名な格言で「悲鳴で買って、歓喜で売る」という言葉がありますが、そのまさに「悲鳴で買う」という部分ですね。

MEMO

もうちょっとトレード用語的に訳すと「底値で拾え」といった感じでしょうか。

rekt

これは英語の“wrecked”「ひどく破壊された」をもじっている言葉ですね。アメリカ英語では”wrecked”は”rekt”のように発音されるためそれがそのまま表記されているだけです。

イメージ的には全ての仮想通貨の価値が急激かつ壊滅的に下がってアプリなどでチェックすると全面的に真っ赤っかになっている状態のことを言います。

一瞬見てそっと閉じるやつですね笑

sleeping giant

そして最後はこちら。

“sleeping giant”は直訳すると「眠れる巨人」という意味ですがコレが何を意味するか分かりますか?

眠れる巨人とは、「今は眠っているけど起きたら大変なことが起こる」という意味で使われますが、実はこれは仮想通貨界においては、「今はまだあまり注目されていないけど、注目されたら一気に価値が跳ね上がるポテンシャルを秘めた仮想通貨」という意味で使われている言葉です。

これって、日本でもネット上でよく使われている同じような用語がありますよね?現在はその辺に生えている草みたいに価値はほとんどないけどこれから価値が爆発的に上昇する可能性を秘めたコイン・・・

そうです、「草コイン」です。

ココ重要

海外サイトでは日本で言う「草コイン」を”sleeping giant”という言葉で表現している場合がかなり多いです。

なので、まだ日本で誰も注目していないような仮想通貨を探すとしたら、“cryptocurrency”、”sleeping giant”のようなキーワードで検索してみるとかなり有益な情報が得られる可能性がありますよ。

また他にも”sleeping giant”のように「草コイン」と同じ意味で使われている英語のキーワードがいくつかあって、

  • “sleeper”「眠っている人」=「まだ注目されていない」
  • “slept on”「上に眠られている」=「埋もれている」
  • “underrated”「過小評価されている」
  • “hidden gem”「隠れた宝石」

というキーワードで表現されている場合があります。

「草コイン」もなんで草なの?と思ってしまいますが、英語の場合も意外な言葉が使われているんですね。

どうやって情報を集めるか

ということで、今回紹介したキーワードを使って実際にどうやって海外のサイトから有益な情報をすくい上げるかですが、一番効果的なのは、

“cryptocurrency”+”上記のキーワード”

で検索をかけるのが良いと思います。

例えば、今年中に爆発しそうな仮想通貨の情報をゲットしたいなら、

“cryptocurrency”+”sleeping giant”+”2019”

といった感じです。これで検索に上がってきたサイトの中から掲示板サイトやランキングサイトをなるべくたくさん見つけ、その中で比較的登場回数の多いものが多くの人に注目されている仮想通貨銘柄だと言えるでしょう。

そしていくつか候補が見つかったら今度は、

“その仮想通貨名”+”bull”や、”underrated”

などと調べてみて良さそうな内容が書いてあれば注目に値する銘柄の可能性が高いです。

海外のサイトは情報量も多いのでなかなか根気のいる作業ですが、これらのキーワードを上手く使って調べていくとまだ多くの人に知られていない貴重な情報にたどり着ける可能性がグッと上がります。

ということであなたも頑張ってお宝情報を発掘してみてください。

以上、今日は海外の仮想通貨情報サイトで使われているネットスラング15個を紹介しました。

ちなみに「草コイン」についてはこちらでももっと詳しく紹介しているので興味がある人はチェックしてみてください。

関連記事

非公開: 「草コイン」は英語で何て言う?海外サイトから貴重な情報を得る方法 

またこちらでは海外の掲示板サイトなどで使われている「略語」や「ネットスラング」についてまとめているので良かったら覗いてみてくださいね。

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「受験勉強から社会勉強まで」生きた英語はBigtreeEnglishで

当サイトでは、受験勉強や本気の英会話学習に役立つ知識はもちろんのこと、アメリカのストリートから発信される実用的な表現や誰も知らない超マニアックなスラングなど、かなりの守備範囲の英語コンテンツをカバーしています笑

以下でそれぞれのテーマの記事一覧をチェックできるので良かったら覗いてみてください。

また、以下の記事では日本で生まれ育った僕が15年間の英語学習を経てたどり着いた「最強の独学勉強法」「正しい発音の身につけ方」まじめに紹介しています。(どちらもかなり読みごたえあります)

本気で英語力を伸ばしたいと思っている人には必ず役に立つ内容になっているので是非チェックしてみてくださいね。

CHECK!!

ということで最後まで読んでいただきありがとうございました。

それではまた。